「音感と色感」 アヴェ・マリアの色符
波長変化は桁で効く、つまりエントロピーが効く例
「色」は光の波長を人間の目が識別する現象であり、「音」は空気振動の波長を人間の耳が識別する現象。
色は、赤(波長が~800nm)から紫(波長が~400nm)まで、すなわち、波長が倍から半分、に変化する範囲しか、人間の目は識別できない。波長が倍から半分(振動数が倍になる)、という変化は、音に比較すれば、1オクターヴ音階が上がる変化に対応することは皆が知っている。
こう思ってみて気づくことは、例えばド音と、その1オクターヴ上のド音(波長が半分=振動数が倍、の音)とは、同じ調子に聞こえるのだから、色の場合も、1オクターブ“色階”が高い色は同じ色調に見えるに違いない?!このエネカンの大(迷)発見を確かめて見たのが下記した図です。
要するに結論として、確かにそうだ!!と言えそうです。赤色が目に見えなくなる程波長が長くなる(赤外線に近づく)と色は赤っぽい紫になるらしい。そして、波長の短い方の見える限界(紫外線に近づく)では紫色も少し赤っぽい。下の図を見て下さい。これは太陽の光をプリズムで分解して波長に応じた色を示したいわゆる光スペクトル、というものですが、紫の左端と赤の右端(波長が倍違う)はどちらも赤紫っぽくて、色が似ている!
そこで、音階(ドレミファソラシド)を、対応する波長で色分けして見ると(赤紫、赤、橙、黄、緑、青、紫、紫赤)ちょっと苦しいけど、かなりピッタリではありませんか?シの音は紫(+シ)なんて、神様はダジャレの趣味をお持ちでしょうか?そう言えば赤もレッドのレ、橙はミカンのミ、か~?
蛇足ド:1.0612 = 2 は複利率6分で12年間経ったら元金が倍になること。1.06を基本にして12桁の数(1.06を12回掛ける)が2となる事です。
蛇足レ:音速は20℃で約340メートル毎秒。音楽で基準とされるラ音の振動数440Hzでは、340/440 = 77.3 ㎝が波長。身長の半分位が基準?
蛇足ミ:色を感知する眼底の錐体という器官の微細構造は青色の波長450nm・0.45 ミクロン 位の寸法。良くできてますね~神様!
蛇足ファ:色でなく明るさ識別にも桁が効く。星は100倍光量が増えて明るさの等級が5上がる。2.51を5回掛けると100。小学4年で習う?
蛇足ソ:絶対温感と絶対色感と絶対音感。0℃の水は誰にも同じく冷たい。空の色は誰にも青い。ラ音が鳴ってもラ(青?)と分かる人は少ない。
蛇足ラ:色も音も振動数Hzが基本、コレは振動回数と時間との一対(ペア)の大きさが指標。0℃も440Hzのラもペアの“ある値”。
蛇足シ:温度、容積は、それぞれ、熱エネルギー量、体積と、物質量とのペア。資産額は、お金と人数とのペア。高温、大容量、大金持ち、はペアの位置の感覚。これらは皆~んな、ペアの値の桁で効果が現れる(桁でしか効かない?)これがエントロピーの真髄デス!
蛇足ド:桁が0はイヤだと、努力を1000しても、桁は3しか上がらない!これがエントロピーに仕切られている世の中の現実、自然のルール、フィジオ・クラシーの世界、これぞハッピネスではありませんか? デモ・クラシーでは0の努力で1000嬉しくなりたい連中
の天下になる訳です。エントロピー則が逆に効く。1嬉しくなるために、資源を無制限に掴み取り。環境が保つワケないですね。
Written by Shingu : 2011年04月10日 17:50